初詣に行ったら戦争はなくならないと実感してしまった話

こんにちは、 寺本桃(てらもともも)です。

 

今日は、近くの大きな神社に参拝してきました。

 

 

警察官や警備員が動員され、入場規制されるほどの混雑…

 

そこそこ朝早めに出かけたんですが、それでも結構な混みっぷりでした。 

 

 

そこで、参拝客の列を横切るように一人のおじいさんが歩いてきました。

 

他の人は、邪魔にならないよう速足で通り抜けるのですが、つえを突いたおじいさんは

砂利道を歩くのがきついらしく、途中で立ち止まっては横切ろうとするので、

参拝の人もよけたり、少し道を開けたりしてたんですね。

 

すると、警備員から

「お通しするので少しお待ちください」と

参拝者の通行を一時規制されました。

 

 

そのとき私たちの前にいた中年の団体が

「何あれ、あんなんなら参拝なんかきちゃだめよ」

「あぁやだやだ、迷惑になっているのが分かんないのかしら」

「あの人がいるせいで先に進めないじゃない、ちょっとどうにかしなさいよ」

と、ブツブツ、結構な声で言いだしたんですよね。

 

 

それを聞いて、私の連れは

「…ほんと、戦争はなくならない」

とつぶやきました。

 

この人たちには

・自分たちも年を取っていくこと

・自分たちも人を待たせたり「迷惑」をかける可能性があること

・自分たちの発言で周りがどう思うか

これらの想像力が欠如しているんでしょう。

 

別に、待てばいいじゃないですか。おじいさんが通るのくらい。

 

その分の時間でどれだけの損をするんですか。

 

 

しかも松の内に人に向けて言う言葉ですか。

 

 

こういう発言を聞くと、あぁ戦争ってなくならない。と思わずつぶやきたくなるんですよね。