タイで朝4時から大音量で隣の家のラジオを聞いていた頃の話。
こんにちは、 寺本桃(てらもともも)です。
最近ラジオ FM - Google Play の Android アプリをつかって、タイのFMラジオを聴きながら仕事をしています。
実は、私は11年ほど前にタイに行ってまして。
何をしていたかというと、いわゆるよくある大学生ボランティア…
にしては、現地のスラム街に行ったり、
子供と一緒に高床式倉庫みたいな家に寝泊まりしたり
夜道を歩いていて野犬に殺されかけたりしましたので、
履歴書に書きたくてやっただけ~というには
あまりにハードコアなボランティア活動でして。
でもそのおかげで
「とりあえず寝るところと食べ物があれば生きていける」という
謎の自信をつけることが出来たのも事実。
ただ、そこで我慢ならなかったのは、私たちの寝泊まりする小屋の隣の家から
毎朝4時きっかりになると必ず大音量でタイのポップスが鳴り響き
それが深夜までやまなかったこと。
大音量っていうのは、隣の家なのに歌詞が聞き取れる、
聞き取れるどころか、余裕で一緒に歌えるくらいの音量。
しかもそれが毎日毎日繰り返されたわけで。
冗談じゃなく、帰国して一週間くらい毎日かかっていたタイポップスの
幻聴に悩みました。
でも、あのときの真っ青な空とかスコールとか
子供とギャーギャー走り回った日々を思い出すと元気が出るんですよね。
だからついつい、
「当時の曲かからないかな」
と思って、タイのFMに聞き入ってしまうんです。