毒親育ちでも元気に生きている件。
うちの母親からこんなメールが来た。
「髪を切りました、また可愛くなりました」
…べつにボケているんでもなんでもなく、
基本的にこのスタンスです。
還暦を過ぎて
「長年の夢をかなえる」と宣言し、
「私は大工になりたかった」と木工細工の教室に通い、
「土星のわっかを見ないと死ねない」と言って
天体望遠鏡を買ってアラカン(alive 60s)を謳歌していますが
この母親の母親、つまり私の祖母はなかなかの毒親でした。
簡単に言うと
・兄弟の仲で露骨に優劣をつけ、可愛がること可愛がらない子を作る
・生活の不満を子供にぶちまける
・手元を離れた子供のことを気にかけない
等があったらしいです。
らしいですというのは、こういった毒親に育てられた結果、母の兄弟は
祖母のことが許せずわだかまりを持ったり、
依存されすぎてくたびれているんですが
うちの母はほぼ、言われたことをすべて右から左に聞き流しているので
あまり覚えていないとのこと。
というか、私が、「言っちゃなんだけど、
おばあちゃんはちょっと子育てに難があったよね」
と伝えると
「あら!やっぱりそう思う?あたしもそうかなって思っていたの!」
…気づいてなかったんかい。
なぜうちの母は
「あんたは家にはした金しか入れないごくつぶし」とののしられても
二世帯住宅を建てようとしたのに「あんたとは住まない」と、建築計画をさらに
されても、
後々何故かうちが取りやめたことに祖母の脳内で変換されて
「無理やり施設に入れた!」とキレられても
「ほんとにしょーのない母親だねー」の一言ですべてが解決しているのか。
これが解き明かせればメンタルの強さを身に付けられるような気がします。